とあるオタクの日記

18歳の男オタクです。テキトーに使っていくので悪しからず。

2023年秋アニメ雑感

こんにちは。今日はタイトルにある通り2023年冬アニメの感想を書きます。よろしくお願いします。

これは前期のやつ。

jikomaki.hatenablog.com

さて、前語りとか面倒なので早速本文に行こうと思います。いつも通りテキトーに感想書いてるだけなので話半分に見てください。

右に書いてる数字は点数です。90点以上が神アニメ、80点以上は面白いアニメ、75点以上は普通なアニメ、74点以下はクソアニメって感じの基準です。参考までに。

 

  • シャングリラ・フロンティア 77点

つまんないアニメではないですね。ただ、テンポがめっちゃ悪い。本当にこれに尽きる。設定の面とか作画とか凄い丁寧に作られてるアニメだな~って感じて好きなんですけど、如何せん1話の進みが遅くて見るのが苦痛でした。倍速視聴や5秒スキップ機能とかを駆使しながら見たらめっちゃ面白いです。

 

ちゃんと面白かった。2期が本当に面白くなかったんだけど、3期はちゃんと作られていました。まあ原作からちゃんと面白い作品だったし、忠実に丁寧にしっかりとアニメ化すれば面白くなって当然なんですけどね。なんで2期あんなにつまんなかったんだろう...

 

  • 絆のアリル 2期 74点

1期と比べても面白くなってた。2期になって登場キャラも増えたのもあって、キャラの掘り下げとストーリーはちょっとだけ面白くなってた。けど、まあ、バーチャルの世界とかキズナアイとかその辺りの設定は相変わらず全然活かしきれてないし、無課金背景のライブとかなんなんだよって感じだし。このアニメ見てる人間が全然いない理由も納得できるようなクソアニメだった。でも僕やっぱこのアニメ好きだし、Youtubeの企画とかもたまに見ちゃうから、最後までちゃんと見れました。

 

  • お嬢と番犬くん 75点

序盤のほうはまあまあ面白いなって思ったんですよね。女性向けのラブコメではあるんですけど、声優陣も豪華だったりして男の俺が見ても大丈夫だなって感じる内容だった。ただ、話が進んでいくにつれてストーリーと作画がどんどん劣化していったのが良くなかった。

とはいえ声優陣が良いっていうのと、主題歌がめっちゃ良い(OPオーイシさんED鬼頭あかり)って所で最後まで結局見ちゃいました。ゲームやりながらテキトーに見るのに最適なアニメでした。

 

  • ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜 84点

これは結構面白かったです。なろう原作らしいですけどストーリーもそこそこ面白かったし、キャラも魅力的だし、作画も安定していた。話の雰囲気とかがギャグ多めで見てて楽しかったです。あとは曲が良かった。OPが大石昌良作曲で上坂すみれが歌ってるんですけどめちゃくちゃ良かったんで皆さん聴いてください

ただ一点だけ、ストーリーが若干説明が雑だなって部分は少し感じました。割と急ぎ足で話が進んだりしていて、端折ってるな~って感じる部分もあったのでそこだけちょっと評価低め。

 

 

  • 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 85点

今期アニメで2番目に好きなアニメでした。すっっっっごい良かった。

美少女ゲーム(エロゲー)を題材にしたアニメなんですけど、美少女ゲームの知識がない人も、オタクだったらこのアニメ見るのオススメしたい。本当に面白かったから。美少女ゲームの話題はもちろん、昔のゲームの開発環境の話だったり、最近話題のAI技術の話とかそういう面白い話がこのアニメの節々にあったのが、個人的に結構良いな~って思ったポイントです。ストーリーも美少女ゲームっぽさを感じるストーリーでしたし、実在する美少女ゲームやアニメの名前が登場したりするのも見ていて楽しい要素。あとヒロインの声優古賀葵がめっちゃ良い。面白い要素がいっぱい詰まってて楽しいアニメでした。

 

  • 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 84点

面白かったですね。こういうコメディ色強めのラブコメ作品好きなんですよね。作画も良かったし声優も良かったし、良いアニメだった。ただ、万人にウケるようなギャグアニメって感じでもないなっていうのは思いました。ギャグのクセ結構強くないですか?(正直最初一話見た時には微妙かな~って感じたし、その辺りの評価は分かれる作品だと思う)

OPがめっちゃ良かったので全人類聴いてください。

 

  • SPY×FAMILY Season 2 84点

安定して面白かったですね。種﨑敦美は天才。

 

  • 呪術廻戦 「渋谷事変」 87点

正直、評価するのめっちゃムズいわこのアニメ。原作の漫画読んでた時から面白いなとは思っていたんだけど、そのアニメ化ってことでもちろん漫画とは見せ方が変わってくるし原作にない戦闘シーンとかも沢山あったからなあ。(盛りに盛られている戦闘パートは見ていてちょっと笑っちゃった)。個人的に気になったのは、話によって作画とかクオリティが違うのはどうなんかな~って思いました。話によって製作班が違うからなんだろうけど、出来にムラがあるような気がして(戦闘シーンは特に)そこは気になった。あとは単純に話が奇抜すぎる(東堂葵のシーンとか)。そういう所をどう評価すれば良いのか、なんか面白かったっていうより驚きとかも多くて、評価ムズい。

まあでも総合的に見たらクオリティは高いアニメだったかなって思いました。個人的にはその前の「懐玉・玉折」のほうが好きだったって部分もあって点数は低めにつけました。

 

凄い面白かった。キャラの掛け合いがまず凄い面白かったし、ミステリー色のあるストーリーの描き方も凄い良かった。2クールあるらしいから、これからも期待。

 

  • 葬送のフリーレン 89点

丁寧に作られていますよね。良いアニメだった。種﨑敦美は天才。

このアニメの面白さを言語化するのはムズいんだけど、きらら(日常系)アニメのような空気感とファンタジーアニメの緊張感、そしてストーリー性が絶妙なバランスで調和していて凄い良いんだよな。まあ四の五の言わずに見た方が良い作品だと思う。

 

  • ウマ娘 Season3 200点 頂上知らずの成長力は晩成の巨木・屋久杉のよう

 競馬界の樹頂まで上り続ける驚異の成長力だ。

 その姿は数年前に訪れた屋久島の山地にたたずむ屋久杉を想起させます。鹿児島県の南方に位置するこの島は花こう岩でできているため根を土の中に伸ばせず、横にはっている。栄養が十分に取れずにゆっくりと成長する分、年輪が細かく詰まった耐久性の高い大木となります。強度に優れ、木目は他に類を見ないほど緻密で美しい。江戸初期には薩摩藩がこの巨木を求めて屋久島を直轄領としたほどです。

 

.......すみません、間違えてイクイノックスの馬体診断の点数を載せてしまいました。

news.netkeiba.com

気を取り直して。

 

屋久杉のよう......とまでは行きませんでしたがそこそこ面白かったです。世間では結構評価そこまで高くない感じですけど、個人的にはそこまでだったかな?って感じで85点です。(ちなみに参考までに、ウマ娘1期は90点、2期は93点、RTTTは88点をつけてました)

いやていうか、2期が面白すぎたんですよ。キタサンブラックの史実を話にしたらこんなもんだろうなって感じだし、他のアニメと比べたらそこまでつまんないアニメじゃないって思います。(2期はテイオーやマックイーンの話だけじゃなくて、ミホノブルボンライスシャワー、ターボ師匠の話も絡めるあの構成がいくら何でも天才的すぎた。)

ただやっぱり気になった点は、史実の競馬に詳しくない人やウマ娘のオタクじゃない人が見ても面白いアニメだったか?っていう所は疑問ですよね。サトノクラウンとかの描写が足りないのは、僕らは元を知っているから別に大丈夫ですけど、史実知らない人が見てもわけわかんないと思いますし、そういった所はちゃんと描くべきだったんじゃないかなと思います。1期や2期にあって3期に無かったのはそういう所ですよね。(てかウマ娘のアニメももう3期でRTTTとか劇場版とかまで作ってるのヤバすぎるな。2018年春のアニメ1期見ていた時にはこのコンテンツがこんなに成長するとは思ってなかったしちょっと感慨深くなりますね。)

 

(※この段落は読まなくて良いです。)あと最後にもう一点気になったのが、このアニメ見てる人間がマジでキモかった。X(旧Twitter)で実況とか見ながらリアタイしてたんですけど、たいして競馬に詳しくもない人間が間違った情報や諸説ある話をあたかも真実かのようにべらべらべらべら講釈垂れていたのがマジでキモすぎました。(例えば、リアルスティールが登場しないのは映画の版権の問題だ!みたいな明らかなデマで騒ぎ立てるオタクとか、マリアライトが登場しなくて誰?って言ったことにキレてアニメ製作陣にお気持ち表明するオタクとか、キタサンブラックはピークアウトじゃなかった!って自らの仮説をさも真実かのように語りだすオタクとか)。マジで中途半端な知識でそういう話をするのは、競馬関係者や、競馬へのリスペクトをちゃんとしているウマ娘の製作陣の方に本当に失礼だなって感じた。テキトーに面白かったとかつまんなかったとかそういう感想を言うならいいけど、なんでも分かった気になって自分の思っていることが正しいと思い込み、アニメが自分の思い通りにならなかったら文句を言う、そういうアニメやゲームを受容するにはリテラシーの欠けている少数の声のデカいオタクがマジでキモかった。リスペクトを持ってくれ

 

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今期一番良かったアニメでした。てか今までの人生で色んなアイドルアニメを見てきたんですけど、一番面白いアイドルアニメでした。本当にクオリティの高いアニメだからみんなにも見て欲しいです。全然ミリしらな人が初見で見ても楽しめる作品だと思うので、是非。

ただ、ここで一つだけ問題があるんですけど、このアニメの良かった所があまりにも多すぎて全部を羅列すると1万字くらい書いちゃうと思うんですよね(例えば曲とかキャラとか声優とかBGMは序の口で、1話1話に良かった点がいっぱいありすぎる)。一応タイトルにもある通り”雑感”なのでなるべく簡潔に特筆して良かった点だけ書こうと思います。

 

・すごく良かった所①脚本
全体を通して見ても、細かい所に注目して見ても、本当に完璧な出来だなって感じた。全12話で39人のアイドルを描くという無理難題に近いこのアニメ化を本当に上手く書いている。単に今までのファンが満足するっていうだけじゃなくて、ミリしらな人が見ても楽しめるようなアイドルアニメ。本当に物語の構成力が凄い。綿田監督がミリアニの監督で良かった。
それに加えてもう一点、細かいところに注目するとセリフ回しがめちゃめちゃ秀逸なのも滅茶苦茶評価したいポイント。39人以上の登場人物を台詞だけでそれぞれどんなキャラなのか、キャラ同士の関係性とかも理解できちゃうような絶妙な言葉選びなんですよね。10話の静香パパの台詞とかすっっっごい良いな〜って感じたし。これは脚本家の加藤陽一さんの凄さだなって感じました。うんうんそれもまたアイカツだね。
・すごく良かった所②作画(3DCG)
作画が本当に凄かった。作画と言っても全編3DCGなんだけど、手描きアニメと比べて遜色ないクオリティに仕上がっている。アイドルアニメで3DCGというとライブシーンのクオリティを評価されがちだけど、ライブシーンだけじゃなくて日常シーンのCGのクオリティも凄いんですよ。ちょっとしたシーンでもキャラの表情がコロコロ変わって、滅茶苦茶かわいくて。そしてそのキャラそれぞれの個性がCGの動きにも表れているんですよね。3DCGによる違和感とかが全然ないし、むしろ3DCGでここまで表現できるのかって驚かされる作品だった。
・すごく良かった所③スタッフ
綿田監督、加藤陽一さん、制作会社の白組さん、バンナム、作詞作曲家の皆さん、そして声優さん、沢山の人が関わってこの神アニメを作り出したんだってことに本当にありがとうって言いたいです。正直ミリオンライブのアニメ化ってすごく難しいだろうから絶対面白いアニメにはならないだろうな(ミリオンライブというコンテンツがクセ強すぎるから万人が納得するアニメなんて無理だろうな)って思ってたんですけど、こんなに新規の人間も既存のオタクたちも全員が楽しめる神アニメになって、こんなアニメを作り出した製作陣の皆さんが本当に凄すぎる。見ていて製作陣の熱量がすっごい伝わってくる作品で本当に良いアニメだった。

マジで凄い作品なんで見てください。

 

以上。いや~豊作でしたね。久々にこんなに沢山アニメ見た気がするわ。凄い楽しい3か月でした。

以上、2023年冬アニメ雑感でした。

 

 

 

 

おまけ(こっから先は別に読まなくて良いです。いや読まないでください)

 

今日映画館行ってシャニアニ第三章を観に行ったんですけどガチで面白く無かったのでお気持ち表明させてください。(ネタバレ注意)

 

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本当に面白く無かったです。ラブライブスーパースター2期や絆のアリル1期と並ぶレベルで面白く無いアイドルアニメだった。

いや僕ホントにこのアニメに期待してたんですよ。わざわざ金使って映画館に初日に観に行くくらいには期待してたんですよ。だってシャニマスってもうゲームのシナリオが面白いじゃないですか。そんで曲もめちゃくちゃ良いじゃないですか。だからゲームにはない新しいストーリーと曲が見れるってワクワクしてたんですよ。

そしたらもうこんなにもつまんねえストーリーで、新曲もなくて、3DCGもなんかカックカクだし。もう失望しました。マジで。

 

・すごく悪かった所①脚本

物語が本当に面白く無かった。1話とか特につまんなかったんだけど、もう全体通してストーリーが面白くなかった。虚無だった。話に起伏が無さすぎる。物語の論理展開が破綻しているとかそういうんじゃなくて、物語性が無さすぎるんですよね。見ていて本当に眠くなった。ただ、4話はめっちゃ良かったし6話7話も演出に賛否はあれどストーリーは良かったのに、マジでそこ以外の話が虚無すぎた。16人も登場キャラいるのに誰一人まともにキャラの掘り下げがされなかった(なんかずっとふわふわしたまま終わった)し、どこに物語の面白さを感じ取れば良いのかマジで理解できなかった。ガチでつまんないなろうアニメをみてるような感覚だった。(脚本家はミリアニと同じ人なんですけどね...まあ監督とか監修の人は違う人だし、脚本家が同じでも雲泥の差の出来になったのもわかるが)

・すごく悪かった所②BGM

BGMが暗い。なんか明るいはずの場面でもずっと暗いBGM流れている。なんかオシャレぶろうとしてピアノ調の暗いBGMを多用しているんだけど、多用しすぎ。ポジティブな場面とかはポップなBGM流せば良いのになぜか暗いBGM流すから気持ちが沈むんだよな。ずっとワンパターンにオシャレで暗いBGM流すから雰囲気がぶっ壊れてるんだよな。てか原作のBGM流せよ。enzaにもシャニソンでもこんなBGM流れてねえだろ。原作のBGMを流用したほうが絶対に良かった。フィルムスコアリングがうんたらかんたらって話していたし、このアニメはBGMに力入れていたんだろうけど、シンプルに製作陣のセンスを疑うわ。

・すごく悪かった所③曲

新曲がない。なんで???1stライブまでの初期を表現したかったから???じゃあツバサグラビティは???なんで???本ッッッッッ当に理解ができない。新曲がない代わりに既存曲を使ってるけど、じゃあその既存曲の掘り下げがちゃんと物語でされていたかと言われれば、されてないじゃないですか。意味がわからない。四の五の言わず新曲見せるか、ちゃんと既存曲を使う理由を示してくれよ。あとツバサグラビティとSpread the Wings!!の使い方も個人的には納得いってない。(歌詞をなぞる部分は良かったけどちょっとクドかったし、物語的に面白く無かったし、掘り下げ方も色々あったろ)。アイドルアニメなんだから、曲の魅せ方をちゃんとして欲しかった。

 

ガチで酷いなと感じたのはこの3点です。その他にも部分部分で良くないなって思うシーンとか(演出とかCGとかで気になるシーンとか)もあったんですが、語りだすとキリがないので、とりあえずこの3点だけ語りました。詳しくは検索すると僕の意見を代弁しているお気持ち表明ブログが沢山引っ掛かると思うのでそれをみてください。

悪かった部分だけ紹介するのはフェアじゃないからこのアニメの良かった点も一応紹介します。

 

・すごく良かった所①ライブシーン

特に2話と11話~12話。めっちゃ良かったのでそこだけでも見てください。いやそこ以外は見なくて良いです。

・すごく良かった所②キャラの動き

CGのキャラの動かし方が凄い気合入ってた。キャラの動きがそれぞれに個性が溢れていてめっちゃ良いなって思いました(特に小宮果穂、デカい身体で元気に動きまくる姿がマジで小宮果穂で凄い良かった。この小宮果穂が見れただけでも個人的には映画館に見に行って良かったなとは思った)

 

以上。ガチでこの2点以外で褒められる要素が無いわ、このアニメ。マジでこれだったらその時間シャニマスやシャニソンをプレイしていたほうが100倍時間を有益に使えたわ。折角のアニメ化なのに、今までシャニマスに触れたことのない新規の人にオススメすることも恥ずかしいクオリティなのが本当に悲しかった。映画館で見て絶望した。最後に2期やる感じ匂わせてたけど、この感じでやるんだったら2期やらないでください。その予算をミリアニ2期にください。それかシャニマスがサ終する直前の延命治療の費用にしてください。ホントにクソアニメ。うんち。

 

こんなアニメですが2024年春にテレビ東京系列で放送されます。皆さんはシャニアニをちゃんと愛してあげてください。