とあるオタクの日記

18歳の男オタクです。テキトーに使っていくので悪しからず。

卒業式と『けいおん!』の話

こんにちは、じこまきです。

今日は卒業式の話をしていこうかなと思います。

昨日に続いて今日も卒業式の話題かよって思われてるかもしれません。でも良いじゃないですか。だって高校の卒業式なんて人生で一回しかないことなんですよ。

それだけで沢山記事が書ける、大切な思い出です。

……まあでも泣きはしなかったけどねw

いやだって泣けるわけないじゃんか、そんな長時間の式でもう腰とか首とか痛いし尿意もヤバいしで泣けるわけがないよ~。

 

でも母校に人々に別れを告げ家に帰って部屋で一人になると、少しずつ卒業という事実を実感します。もうあいつらに会うことはないのかと、あそこに行くことはないのかと、感傷的になってきて。

そんなときに見たのが『けいおん!!』の最終回「卒業式」でした。

 

けいおん!!』って今年の1月からTVerで無料配信されていたんですよ。それで僕は受験勉強をサボってずっと見ていて。

一応僕が中二の頃だったかな、全話見たことはあったんですけど、でも久々に見返すとすごく面白くて。キャラの可愛さ、声優の良さ、曲のエモさ、京アニの凄さ、きらら枠の良さ、ストーリーの良さ、etc...

初見から5年経った僕にはより一層面白く感じました。

いや本当に『けいおん!』に関する思い出ってのは沢山あってね。

例えば作中に出てきた助動詞の覚え方は今でも覚えてます。もしもし亀よの歌に合わせて「むずむずじしむましまほし~」って歌って覚えるっていうやつ。てか大学受験に出ました(その大学落ちましたけどw)

って『けいおん!』に関する思い出はまた今度話すとして、

 

今回は『けいおん!!』の最終回「卒業式」についてです。

この回はタイトルの通り、主人公たちが卒業する回です。そして最終回です。

この回の挿入歌に「天使にふれたよ」という超絶神曲があります。

この曲は卒業してしまう唯たちから梓に向けて歌われる曲です。卒業ソング、すなわち別れの歌です。

やっぱりこの曲を聞くと、僕は感動します。

それは、『けいおん!』が最終回である悲しさとか唯たちがけいおん部からいなくなってしまうという寂しさとか色んな感情が入り混じっていて。そしてなによりも、唯たちとの別れに歌を送られた梓に感情移入をしてまた感動します。

それは初見の時からずっとそうでした。

 

だけど、今回はその感動が違った。

いや、そういう感動の仕方を最初はしていたのに、だけど、cメロで気付かされたんです。

cメロに入ったとき、画面はそれまで演奏し歌っていた唯たちから変わり、モブの子たちが映し出されました。卒業をして友人と話していて、泣いている子もいて。

その時に気づきました。

自分も、この曲の当事者なんだって。

つい数時間前に卒業をした自分も、当事者なんだって。

 

思い上がりかもしれません。

良く考えてみれば、唯たちにとっての梓みたいな後輩は僕にはいません。天使なんていません。だって私の母校、男子校ですし。

だけど確かにその時、卒業生としての心が動いた気がします。

 

「駅のホーム、河原の道、離れてても同じ空見上げてユニゾンで歌おう」

 

それまでは、梓に感情移入して感動していました。その曲を桜高軽音部だけの歌だと思っていました。

でもその時は、唯たちと同じ卒業生としてその曲を味わいました。

 

高校卒業というのは人生一度しかありません。

だからこそ、そこにある感情は大切なものである気がします。